島ラー油

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この店を始める前は飲食店がしたかった。前にも書いたと思うけれど。ちいさなちいさな、言ってみればリカルド・ヴィラロボスの奇妙で孤独なハードミニマルな音のような飲食店を。東京に居た頃からそのためにこつこつと料理本やお皿も買い込んできたし(でもそのほとんどが震災で割れた)、当時から幾人かの恋人たちにもそのことを公言してきたし(そうしないと自分はなんにもやらないから)、そのために実際飲食店でも働いたりもした。でも蓋を開けてみればこんな“ニッチ de ぽっち”な雑貨店をやることになるわけだが、でもまぁそのために払われた労力はなんら無駄になるわけでもないな、と最近切々と想ったりしている。

例えばそんな労力はいまや愛する家族や友人たちへと日夜向かうことになって、そうして彼らがそれを食して喜ぶのであれば、それが何よりのことだと想うようになった。いや、むしろ俺はそのために産まれて来た。だから人生にムダなんてなにひとつ無い。なんて、使い古された香ばしい言葉をまた再び噛み締める毎日。先日もとある方から綺麗な猪のローストを頂いたので、まずは子どもたちとギャートルズよろしく、その野性味溢れる骨肉もろともむしゃぶり喰い、あまった見事な骨を今度は煮干しと一緒にスープにして、名付けようの無い化調ナッシンのラーメンを出したらば、嘘のようにズルズル、ズルズルと食べ喰らう我が家族たち。やっぱり俺はそのために産まれて来た。

でも果たしていったいそんな浅はかな手作り料理が、彼らのどこかに残るのだろうか。と、ふと夜更けにひとり考える。いや、別に残らなくてもいいんだけど、せめてなにか重要なものを見分ける機知やセンスに繋がってくれればなぁと思うわけで。たぶんこれからの世の中、良くも悪くもますます企業的な嘘やまやかしは僕等を覆い隠し、そして必ずや「ほんとうの」という意味が、気がつけばすっかりひっくり返っていくはずである。・・・え? あなたまだそんな面倒なことやってるんですか。いまはこんなに便利なものがあるんですよ。いやいや味だってそんなに変わりはしないではないですか。とかなんとか。「ほんとうの」という名の境界線。例えばこんな店で自分が自分の舌と感で選んだ調味料を頑に置くのは、そんな理由からだったりする。ごくごくたまに、うちに油だとか調味料が置いてあるのを初めて知っては「なんで突然に調味料なんですか?」などと半笑いでいうひとがいたりする。僕はそのたんびにそんな半笑いの後ろで決まって途方に暮れながらひとりせせら笑う。ライフスタイルショップ? ふん、笑わせるなよな。

何度も書くが、自分にとっては、調味料を選ぶのも、服だとか器だとかの作品や作家を選ぶのも、まったく変わらない。例えばオール小笠原の材料で作られる、このノーブル極まりない島辣油を餃子のタレとして使ってみて欲しい。もちろん皮から作った餃子だったらば、なおのこといい。そしてできたら水餃子で。さらにこれからの季節、素麺や冷やし饂飩なんかのタレにぽとりと落としてみてほしい。あなたが辣油ジャンキーになっても知らないが。例えばこんな棒ラーメンにだって。・・・ああ、もう麺がのびそうなんでそろそろ失敬。・・・以上、「いつもの島辣油が入荷しました」のCMでございました。