











シルバーの大皿
¥30,000 税込
残り1点
別途送料がかかります。送料を確認する
熊本は天草の陶芸家金澤宏紀氏によるシルバーの大皿。磁器。裏面に波紋をイメージしたかのような彫りが施してあるスペシャルな一皿。
実際に日々主夫をやっているとわかりますが、基本毎日使うお皿というのは実は決まってきますよね。自分の場合はちょうどこのサイズの大皿が本当に多く、ついつい作家にこれくらいの大皿を、と制作を頼んでしまいます。そしてあがってきたのがこの一皿であり、なかでもこれは本当に特別な逸品です。
まるでスティーヴィー・ワンダーが奏でるメロディのように美しいカーヴをした器は本当に使いやすく、あらゆる料理に対応してくれます。もうこの一皿で何かを出せば黄色い感性と歓声さえあがれど、誰も文句を言うはずはなく。
その繊細なラインにあえてパンキッシュとも言いたくなる荒々しい釉薬を投げかけは垂らし、その大いなる自然を思わせるしだれと発泡を窯の火は生み出して表現してくれています。きっとこれは狙ったものではないでしょう。
そうして極め付けはその裏面。誰も見ることのないであろうその伏せられし部分に敢えて波紋のような彫りを入れて知るものぞ知る表現を見出すこのニクい演出。その度量。たぶんもう二度とこんなめんどくさいことはやってくれない気がするけども。
プライスはなかなかしますが、それだけのプレミアの価値は必ずやございまして、アートと実のちょうどそのど真ん中をいくこの一枚を持っていれば、きっともう他のお皿なんぞはいらんのです。
写真後半は敢えて水に濡らしてその姿を撮ってみました。この美しさ、写真で伝わるかなぁ。
29.5×高さ6
※ただそれでも電子レンジはご遠慮ください。裏に傷にも思えるラインがありますが、作家による意図的なサインのようなものですので、何卒ご了承くださいませ。
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥30,000 税込